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      宮川町

      Posted by admin on 2008 年 5 月 23 日

      それでは宮川町という廓を紹介しよう。
      京都市東山区、鴨川の東岸に位置するこの廓の歴史は元禄時代にさかのぼる。室町時代に始まった祇園祭の神輿洗いの神事の際、御神水を汲み上げるため、鴨川の四条大橋から団栗橋迄の間を「宮川」と呼ぶのが地名の由来である。
      この地では、出雲の阿国が元禄の代に歌舞伎踊りを興行してから芝居小屋が立ち並ぶ場所となり(現在の南座もその一つである)、その見物客のために芝居茶屋 ができ、廓へと発展したらしい。芝居の役者、芸妓、遊女が同居した江戸時代のこの街は一種独特の味わいがあったに違いない。菊池寛の「籐十郎の恋」を読め ばその賑わいを垣間見ることができる。その昔、四条の南座を一丁目に五条の八丁目迄ズラリと軒を連ねたお茶屋は、現在では44軒。芸妓が40数名。舞妓が 20数名。その数は減少したが、京都五花街の中では2番目である。

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