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      舞妓になるには

      Posted by admin on 2008 年 5 月 24 日

      では、少女が一人前の芸妓になるまでの変化を、儀式とともに追ってみよう。 芸妓舞妓になりたいという少女が宮川町へくる場合、何らかのコネクションを頼りに紹介されてくるのが普通である。 女将の遠縁であるとか、馴染みの客の知り合いであるとか、地方のイベントへ出張した舞妓を見てその場で申し込んだり、 修学旅行で京都にきてみた舞妓が忘れられず、旅館のつてで、という人もいる。 現在では身売りなどという話は全くない。屋形の女将と面接の折は保護者同伴であることが望ましい。 未成年者であれば当然保護者の承認が必要だということもあるが、ともすれば誤解されがちなこの世界のしくみを、 しっかりと親御さんに説明し、理解してもらわねばならないからだ。
      一度舞妓になれば5~6年はやめることができないがその覚悟はあるか、 厳しい修行に耐えるだけの根性はあるか、を見抜くため、女将はゆっくりと時間をかけて説明をしながら本人や保護者の反応をチェックする。 もし本人がネを上げた時、「かわいそうに、すぐ帰っておいで」などという親ならばこの世界ではつとまらない。
      甘やかされて育った子かどうかは経験の長い女将ならすぐわかるという。 面接でOKがでれば、住み込みで修業に入る段階にかかる。 中学生かそれ以下ならば京都の学校に転入するか地元で卒業してから入るのか。 卒業していれば一日でも早く修行に入らなければならない。 普段着と身の回りの品をまとめればすぐ屋形に住み込むことができる。 この日から見習いに出る日まで少女は「仕込みさん」と呼ばれることになる。

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