生きている「郭」を見つめて
Posted by admin on 2008 年 5 月 25 日
「廓」という字を辞書で引くと「城、とりで等の周囲にめぐらす土や石の囲い(をもうけた地域)、狭義では遊廓を指す」とある。この後半部分、遊廓=遊女屋 =売春とつながってゆくイメージの為に「廓(くるわ)」というひびきを嫌い「花街(はなまち)」と呼ぶ人が多いが、前半部分に於いて、まことに的を得た表 現であり、「花街」とは比較的新しい言葉であるので、あえて「廓」と呼ばせてもらうことにする。江戸時代、幕府が遊女屋の営業を一部地域にのみ許可し、一 般地域と隔てたことによって生まれたすばらしい文化を、京都の宮川町という廓を背景に見つめなおしてみたいと思う





